遠征Q&A
韓国コンサートの撮影ルール:スマホ・動画・カメラ
韓国のコンサートの撮影ルールは、会場ではなく公演ごとに決まり、チケット販売ページや公式のお知らせの「注意事項(유의사항)」に書かれます。プロ用のカメラはほぼどの公演でも禁止です。スマホは「全面禁止」「アンコールだけOK」「席によって違う」と公演によって分かれます。行く公演の告知を読むのがいちばん確実なので、ここでは実際の告知の例と、読むときのポイントをまとめます。
実際の告知の例(2025〜2026年)
| 公演・会場 | スマホ | カメラ・機材 |
|---|---|---|
| Jannabi(KSPO DOME、2026年10月) | f'I'oor(フロア)席はアンコール以外は撮影禁止。M・J・F席は撮影できるが、頭より高く上げるとスタッフが制止することがある | プロ用の大型カメラなど撮影機材は、持ち込みも撮影も全面禁止 |
| Jannabi(KSPO DOME、2025年8月) | フロア席は撮影禁止(アンコールの例外の記載なし)。ほかの席は撮影できるが、頭より上には上げない | 同上 |
| Jannabi(蚕室室内体育館、2025年12月) | フロア席はアンコール以外は撮影禁止。ほかの席は撮影できる(頭より上は不可) | プロ用の大型カメラ・撮影機材は禁止 |
| チャン・ハンビョル(世宗大学校 大洋ホール、2026年10〜11月、報道) | 入場から退場まで、スマホなどでの写真・動画・録音・SNSのライブ配信をすべて禁止 | — |
| BLUESQUARE(会場のルール) | 事前に協議していない撮影・録音はすべて禁止。カーテンコールの撮影は公演による | — |
| MyK FESTA(KINTEX、2026年6月) | — | プロ用カメラなどは客席に持ち込めず、その機材での撮影は全エリアで禁止。KINTEXの荷物預かりに預ける |
同じアーティストでも公演によってルールが変わっています(Jannabiの2025年8月と2026年10月)。前に行った公演のルールが今回も同じとは限りません。
スマホで撮るときに気をつけること
- 「アンコールだけOK」は、席の種類で分けている公演があります。Jannabiの2026年10月の公演は、f'I'oor(フロア)席だけアンコール以外の撮影を禁止していました
- 撮影できる席でも、スマホを頭より高く上げると後ろの人の視界をふさぐので、スタッフが注意することがあります(同じ告知)
- 主催者が公演を撮影し、放送や宣伝に使う映像に観客が映る場合があると案内する公演もあります(Jannabi)
- 全面禁止の公演で撮影が見つかった場合、データの削除と機器の預かり、場合によっては退場という案内の例があります(チャン・ハンビョルの公演、報道)
一眼カメラ・ビデオカメラ
告知の多くは「プロ用(大型)カメラ」や「撮影機材」を禁止としていて、レンズの長さやレンズ交換式かどうかで線を引いた公式の基準は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。基準がわからない以上、一眼カメラやビデオカメラは持っていかないのが無難です。MyK FESTAのように、会場の荷物預かりに預けるよう案内された例もあります。
屋外の大きな公演では、さらに厳しくなることがあります。2026年3月の光化門でのBTSの公演では、GoProを含むカメラや撮影機材、タブレット・ノートパソコン、自撮り棒・三脚の持ち込みが禁止されたと報じられました。持ち込める物の全体は持ち込みとロッカーにまとめています。
法律ではどうなっているか
韓国の著作権法第69条は、実演家(アーティスト)に自分の実演を複製する権利を認めています(韓国著作権委員会の公式英訳)。私的な複製を認める条文(第30条)もありますが、ファンがコンサートを撮影することにあたるかどうかを示した公的な解説は見つかりませんでした。いずれにしても、公演の注意事項は入場の条件なので、法律の解釈とは別に守る必要があります。
よくある質問
スマホで写真を撮ってもいいですか?
公演によります。アンコールだけ撮影できる公演、席によってルールが違う公演、入場から退場まで全面禁止の公演があります。販売ページと公式のお知らせの注意事項で確認してください。
一眼カメラは持ち込めますか?
告知の多くはプロ用カメラや撮影機材を禁止していて、どこからがプロ用かの公式の基準は見つかりませんでした。持っていかないのが無難です。
撮影が見つかったらどうなりますか?
告知の例では、データの削除、機器の預かり、退場があります(報道された2026年の公演の例)。公演によって扱いは違います。
公式ページ
規定は公演ごとに異なり、変わることもあります。出発前に、その公演のチケットページと公式のお知らせを確認してください。